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矯正歯科Q&A

なぜ歯科矯正が必要なのでしょうか?

歯並びや噛み合わせに異常(これらを不正咬合といいます)がありますと,心理面や見た目の問題だけではなく、噛む機能(顎を動かしたり,上下の歯で効率よく噛む)、しゃべることや顎の骨の成長への悪影響があり、凸凹などで歯磨きが十分に出来ず虫歯や歯周病の原因となるなど、様々な生理的・心理的障害を引き起こす危険性が高くなります。特に、乳歯では、後から生えてくる永久歯へのスムーズな交換や歯列の成長の問題も考慮する必要がありますので、これらの問題を適切な時期に解消することは意義のあることなのです。(予防と治療)

矯正歯科に適齢期はあるのでしょうか?

不正咬合の種類や程度によって、適切な治療時期があります。早期発見・早期治療と考えられているものは,上下の顎の骨(噛み合わせの土台となるもの)に問題があるか、噛み合わせの機能に異常がある場合です。その他に,指しゃぶりや舌癖などで異常な噛み合わせがある場合も、早期治療の対象となります。また、最近では、永久歯が正常に生え整列することに問題があると判断された場合は、治療を永久歯列期まで待つのではなく、早い時期からの積極的な治療の対象とするようになってきています。

どうやって歯を動かすのでしょうか

基本的には、器械(装置)やお口の周りの筋肉の力を利用して動かしたい方向に力を加えます。それに歯の周りの細胞が反応して歯を移動させるのです。しかし、この力(矯正力と言う)には、適切な大きさがあり、強すぎると為害作用をもたらします。

痛みや不快感はあるのでしょうか

矯正の力は、自然なものではありませんから、通常の場合では多かれ少なかれ違和感や痛みなどが伴います。専門的には、歯に力を加えることで、歯や歯の周りの組織に炎症が起こり痛みや不快感を生じさせるのです。しかし、これには、個人差がありますし、慣れもあります。痛みがない人もいます。この炎症反応は通常であれば4週間ほどで元の安定した状態に戻ります。

矯正中の歯みがき法はありますか?

装置の種類が固定式か取り外し式かなどによって違いますが、基本的には、何も装置がない場合に比べると、歯や歯の周りに食べ物が付着しやすく、加えて歯磨きが十分に行えないとむし歯や歯周病のリスクが高くなります。時間をかけて細部まで丁寧に歯ブラシをすることが大切です。当院では、治療前は勿論のこと、治療中も問題があれば、歯磨き指導によって効率よい磨き方や歯ブラシ以外の補助器具(歯磨き剤、歯間ブラシ、フロスなど)の使い方の説明を行っています。

矯正中の食事で気をつけることは?

基本的には何でもOKですが、装置によっては、噛むことで強い力が加わりますと壊れたりする場合があります。例えば、りんごの丸かじりや、硬いお煎餅や氷の塊を噛み砕くとかの場合です。キシリトール入りのガムも問題ないのですが、特別に粘着性が高く装置にくっつきやすいものは控えて頂くことがあります。

治療中に引越した場合はどうなるの?

矯正クリニックは個人の診療所が多く、スーパーなどのように全国展開のチェーン店などありませんから、引越しされた地域の専門医をご紹介して継続治療(転院)をお願いすることになります。但し、紹介先と紹介元で、料金設定や使用装置など、異なる場合があります。いずれにしても、事前に調査をしてご納得頂いてからの転院とさせて頂きます。

矯正中に妊娠すると、何か不都合はあるの?

特に問題がありません。中には、悪阻が酷くて装置が使用出来ない場合や、妊娠性の歯肉炎(歯茎の腫れと出血)などを併発されることがあります。
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